夢道具

自分のための雑記帳

てんとう虫のメロディ 

 

きょうのお話は、また、子供の頃の、想い出ばなしになります。

子供の頃の話は、尽きないのですが、忘れている部分もあって

あの時、どうしてこうなった?とか  思い出せない時もあります。

 

年齢と共に 記憶も失われてゆくので、ちょっぴり 寂しくなってしまいます。

このブログを書くことによって、忘れかけていた  あの頃が また蘇ってきます。

自分の人生、 ひとつ ひとつは、良くも 悪くも 想い出です。

一度限りの人生なら  どんな想い出も、大切にしたいものです。

 

さて、  みなさまは、初めて音楽を聴いたのは、いつ頃でしょうか?

多くの場合は、テレビやラジオからでは、ないでしょうか。

 

小さい頃は、保育園とかでも 童謡を歌ったりして 音楽を身近に

感じる機会が多くありました。

 

そういえば、保育園の先生 オルガンが、すごく上手でした。

今  思い出した・・・ さくらこ先生  元気かな~ (*´∀`)ノ  ナツカシイ

お昼寝の時間になると いつも さくらこ先生が、添い寝してくれました。

えっ 脱線した? おっとっと・・・ 脱線してしまいました。

 

あと 思い出すのが、雑誌の付録だった ペラペラのレコードが、懐かしく

思います。どうやら 調べてみると「ソノシート」と言うようです。

 

内容は、覚えていないのですが、むかし話とか マンガの歌などが、収録さ

れていて それを聞いておりました。

 

小学生の頃では、サザンやピンクレディーなどを聞いていました。

どちらも デビューして間もない頃で、衝撃的だった記憶があります。

 

この ピンクレディーの曲には、特に想い出があります。

おっちゃんは、ピンクレディーの大ファンでした。

教室で みんなと いつもマネして 踊っておりました。

 

さて そんな 想い出ばなしを 語ってゆきたいと思います。

(えっ? これからはじまるんか?)うん これから・・・ (*´∀`)ノ  エヘヘ

 

では はじまり はじまり~っ       パチ パチ パチっ

 

むかーしむかし あるところに おっちゃんという

おっちゃんの家には、古いステレオがありました。(突然ここから)

ラジオとレコードプレーヤーが 付いていました。

レコードが、何枚かあったのですが、みんな古い曲ばかりでした。

 

その中に なぜか 山口百恵さんの「横須賀ストーリー」がありました。

うちの父ちゃんが、買ってきたのか 貰ったのか どちらかでした。

 

それから そればかり 聞いてました。

「これっきり これっきり もう~ これっきりですか~♪ 」

いえいえ  まだ 聞きまーすっ

 

うちにあるのは、古いレコードばかりで、百恵ちゃんは、新しい方でした。

といっても その時、百恵ちゃんは、すでに 別の新曲を出してました。

 

ある日、「わーちゃん」が、遊びに来ました。

(わーちゃんは、幼馴染の友達です)  ※知らない人のために

 

最初は、何かで遊んでいたのですが、レコードを聞くことになりました。

この頃は、家の中での遊びは、ミニカーだったり 野球ゲームなどを

して遊んでいました。  消える魔球とかありました・・・

 

で、レコードを聴いていたら  突然「わーちゃん」が、うちにも こんな

ステレオが、欲しいと言いました。(と記憶しております)

この時、「わーちゃん」の家には、レコードプレーヤーがありませんでした。

 

おっちゃんの家のステレオは、とても古くて自慢できるものは、無いのですが

「わーちゃん」には、うらやましく 思えたのかもしれません。

少しづつ 「貯金して買うんだー」とか 当時は、言ってました。

 

そんな中、うれしい知らせが、舞い込んできました。

なんと「わーちゃん」の父ちゃんが・・・  つづく (はよー ゆえっ)

 

ちょっと   話を戻しまして・・・

 

その日、「わーちゃん」が 家にやって来ました。

「家にレコードプレーヤーが、きたので  見に来て~」 とのことでした。

「わーちゃん」の父ちゃんが、買ってくれたのでした。

 

家に行くと なんとも可愛い 「てんとう虫の形をしたプレーヤー」でした。

日本コロムビア製の「COLUMBIA PORTABLE RECORD PLAYER SE-8」

という機種のプレーヤーでした。(調べてみた)

 

当時、何度かテレビでも 見たことがあって 知っては いましたが、

実物は、初めて見ました。

と 同時に こんな田舎にの 「どこに売ってたんだ」と思いました。

 

その音色は、新鮮でした。ステレオで聴く 音とは違った 温かさを感じました。

 

しばらくは、雑誌の付録の レコードを聴いていたのですが、物足りなくなって

電器屋さんに レコードを買いに 行きました。

 

何か いいレコードは、ないか・・・と 探していたら ・・

 

ありました。ピンクレディーでした。

といっても この時には、すでに3曲目? になってたと思います。

 

あ これ テレビでやってた「ヤツだ」っと思って さっそく 買いました。

 

 

 

レコードは、当時、600円で売ってました。 2人で半分づつ出して買いました。

おっちゃんは、「わーちゃん」にプレゼントしました。(半分だけど)

 

今になって 思えば、なんで その時の新曲ではなく 「ペッパー警部」だった

のか疑問ですが、「ペッパー警部」なのです。

 

急いで戻って  聞いてみました。

 

ペッパー警部~  邪魔をしないで~ え~ ペッパー警部~」って感じです。  

ちょっと音がズレてしまいましたが、こんな感じです。 (*´∀`)ノ  エヘヘ

 

もう 感動するしか ありませんでした。

 

「高音がどうとか」、「低音がどうとか」、関係ありませんでした。

そんな 質を求めているのではなく 鳴っているだけで 嬉しいのです。

 

「わーちゃん」は、喜んでいました。 「おっちゃん」も 嬉しいのですが、

なんだか うらやましくて なってしまいました。

 

「いいな~ いいな~」 と言っていたら 「わーちゃん」が、

家に帰れば、「ステレオ、あるべさっ」 と いうのです。

そんなの  ぜんぜん うれしくないのです。

 

おっちゃんは、「わーちゃん」の父ちゃんが 買って来てくれた

その 「てんとう虫のプレーヤー」が、うらやましかったのです。

 

自分だけのプレーヤー・・・ たったひとつのプレーヤー・・・ 

 

「わーちゃん」の父ちゃんの 愛情のこもった その プレーヤーは、

とても 心地の良い音色を奏でて おりました。

 

 

おしまい・・・

 

 

最後まで 読んでくれて ありがとうございます。

 

  

また見てね~

 

 

(*´∀`)。o○  その後、一大旋風が巻き起こるんだもの♪