こちらは、XTAR(エクスター)社のバッテリー充電器になります。充電
器は、他も持っているのですが、リフレッシュ充電ができる製品が欲
しかったので購入してみました。
特筆すべきところでは、充電池の内部抵抗が測れるということなので、
充電池の劣化の具合?などの判断に役に立つようです。電池のことは
詳しくないけど、便利な製品のようです。
箱から出すと収納袋が出てきます。収納袋は、大きめなので別の充電器
なども一緒に入ります。
■ XTAR(エクスター) DRAGON VP4 Plus
● 入出力定格:DC 12.0V 3.0A
● 動作温度:0-40℃
● 寸法:長さ158mm×幅147mm×高さ40mm
● 重量:345g
【対応バッテリー 3.6V/3.7V 】
Li-ion (リチウムイオン電池)、IMR (リチウムマンガン電池)
INR (リチウムニッケル電池)、ICR (リチウムイオンコバルト電池)
10440 14500 14650 16340 17335 17500 17670 18350 18490 18500
18650 20700 21700 22650 25500 26650 32650
Ni-MH (ニッケル・水素充電池)、Ni-CD (ニッケル・カドミウム蓄電池)
単6(AAAA)、単4(AAA)、 単3(AA)、Aサイズ、サブC(SC)、単2(C)、単1(D)
収納袋を開くとこんな感じです。右側に本体が入ります。
(本体入れるの忘れてた・・・)
右から ACアダプター、シガー用コード、テスタープローブ、本体
充電してみるとこんな感じです。
裏は、こんな感じです。
上の部分は、テスタープローブの差込やAC入力、USB出力があります。
他に11.1V、3セルバッテリー用の差込があります。
3セルバッテリーとは、ラジコンなどに使われるバッテリーのようです。
よく使われる方には便利?かもしれません。
右:電圧測定 左:内部抵抗測定
電圧や内部抵抗を測定している様子です。テスタープローブを充電池の
プラス極とマイナス極に当てると、電圧と内部抵抗が交互に表示されます。
エネループなのど充電池の内部抵抗の記事を調べてみると概ね内部抵抗が
100mΩ以下であれば特に問題ないとされていました。ちなみに200mΩ~
300mΩでは、充電器によっては、充電できない機器もあるようです。
内部抵抗が大きくなるとどうなるのか?ってことですが、簡単に説明しま
すと、内部抵抗が大きくなると電流が流れにくくなります。その結果、出
力電圧が下がるようです。
内部抵抗の影響で出力電圧が下がると、機器の使用可能な電圧以下になっ
てしまい、結果的に使えなくなるということです。
極端な例ですが、以下のような関係にあるようです。
(エネループなどの充電池の場合)
■内部抵抗と出力電圧の関係 (電流が1Aの場合)
電圧(V) | 内部抵抗(mΩ) | 電流 (A) | 出力電圧 (V) |
1.3 | 300 | 1 | 1 |
1.3 | 200 | 1 | 1.1 |
1.3 | 100 | 1 | 1.2 |
■内部抵抗と出力電圧の関係 (電流が1.5Aの場合)
電圧(V) | 内部抵抗(mΩ) | 電流 (A) | 出力電圧 (V) |
1.3 | 300 | 1.5 | 0.85 |
1.3 | 200 | 1.5 | 1 |
1.3 | 100 | 1.5 | 1.15 |
内部抵抗が高くなると電気の損失もありますが、出力される電圧も下がっ
てしまいます。電流が多くなるほど、出力電圧に影響します。
パナソニックのエネループ用の充電器には「買い替え目安診断機能」が
搭載されている機種もあるので、劣化状態を知ることができるようです。
知識不足なので、詳しく説明できないのですが、どういった基準で買い替
え目安が判断されているのか気になるところです。
ほかにも「DRAGON VP4 Plus」の機能的な紹介もしたいところなのですが
参考になる動画もありますので、この辺にしておきます(笑)
エネループの内部抵抗に関しても、説明できるようになったらブログにて
追記したい思います。
ということで今回は、ここでおわりになります。
(左) XTAR VC4 VC4に無かった「リフレッシュ充電」が便利です。
↓ サトシの趣味部屋 様の動画です。 ( 最高級リチウムイオン充電器 )
↓ Zoep Fabrication《ぞえぴ》 様の動画です。 ( リチウムイオン電池の劣化 )
最後まで 読んでくれて ありがとうございます。
また見てね~
(*´∀`)。o○ 充電池の世界って奥が深いのです。