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自分のための雑記帳

タフなカセットボンベ

 

 

今回は「カセットボンベ」の話になります。カセットコンロなどで使用されるお馴染みのガス缶ですが、正式名称は「Cassette Gas Bomb(カセットガスボンベ)」で、通称「CB缶」とも呼ばれています。

 

ガスボンベは主に「レギュラー」と「ハイパワー(寒冷地対応)」の2種類がありますが、寒冷地対応のガス缶の多くはOD缶(Outdoor Gas Canister)が主流です。

 

OD缶は高い耐圧性能を持つため、気化温度が低いプロパンやイソブタンの割合を増やすことで、寒冷地での使用に適したガスの配合が可能です。

 

一方、CB缶は強度的な理由もあり、気化温度が低いガスの配合に制限があるため、寒冷地で使用する場合には十分な性能を発揮しにくいとされています。

 

そこで注目したいのが、SOTOの「CB TOUGH」です。従来のCB缶よりも耐圧性の高い容器に変更され、雪山でも使用できるOD缶に匹敵するガスの配合を実現しました。

 

これにより、CB缶でも低温環境下で安定した火力が得られ、厳しい冬の寒さの中でも安心して使用できます。メーカーによれば、マイナス5℃の環境でも火力不足や圧力低下を気にすることなく使用できるとのことです。

 

ということで、さっそくご紹介します。 ( すでに画像でてるけど )

 

 

これです

 

■ SOTO(ソト) CB TOUGH 220  ST-712

外形寸法: 直径65×高さ186mm(キャップ含む)

ガス成分: 液化プロパン、液化イソブタン、液化ノルマルブタン

ガス容量: 220g

重量: 334g

 

使用上の注意:st-712_manual.pdf

安全データシートSDS_ST-712.pdf

 

 

■ SOTO(ソト) CB TOUGH 125  ST-711

外形寸法: 直径65×高さ120mm(キャップ含む)

ガス成分: 液化プロパン、液化イソブタン、液化ノルマルブタン

内容量: 125g

重量: 220g

 

使用上の注意:st-711_manual.pdf 

安全データシートSDS_ST-711.pdf 

 

 

出典:新富士バーナー株式会社

ガスの成分・混合の割合は、SOTOのOD缶「パワーガス トリプルミックス」と同じの濃度範囲になってました。範囲の中央値は「プロパン20%、イソブタン45%、ノルマルブタン35%」になります。

 

パワーガス 250 トリプルミックス SOD-725T

出典:新富士バーナー株式会社

 

すでに生産終了となってますが、SOTOのCB缶で「G'z G-FUEL STG-70」という製品がありました。当時は「3種混合ガス採用の強力ボンベ」ということで販売され、このボンベを使用することで、同社製のレギュラーボンベに比べて、約30%火力がアップすると言われていました。

 

「G'z G-FUEL STG-70」についての正確なガスの配合比は分かりませんが、似たような比率が想定されるので、「CB TOUGH」の火力アップも期待できます。

 

注:ハイパワータイプのガス缶は、実際には火力が強いというよりも、蒸気圧の高いガスが使用されているため、低温環境下でも気化しやすく、より多くのガスを供給できます。その結果、レギュラータイプのガス缶に比べ、短時間で強い火力を得ることができるという特徴になります。

 

個人的には、ユニフレーム(UNIFLAME) プレミアムガスのような、配合比「イソブタン90%・プロパン5%」の方が、寒冷地での火力の安定性は高いように思います。低温環境下では、ノルマルブタンが気化しにくいので、最後まで使い切ることができないですからね。

 

とはいっても、 「CB TOUGH」の「プロパン20%、イソブタン45%、ノルマルブタン35%」の配合比も十分安心ですけどね。

 

左: CB TOUGH 125 ST-711       右:G'z G-FUEL STG-70

 

 

並べてみるとこんな感じです。 同じ形のボンベです。

 

「CB TOUGH」の製品の説明では、耐圧容器について「通常の容器と比べて肉厚を厚い部品を使用することで、耐圧性の高い容器となっています」とあるので、一般的なCB缶より、耐圧対策がされた容器になってるようです。

 

重さを測ってみました。

 

 

CB TOUGH 125 は、220g でした。(ST-711) 

 

 

CB TOUGH 220 は、337g でした。(ST-712)

 

 

新デザインのボンベキャップ「Shell Cap (シェルキャップ) 」は、通常のボンベキャップに比べ、フラットなデザインにすることで、パッキングしやすくなってます。

 

 

さらには「切り欠き部」をカバーし、手の怪我や引っ掛かりによる損傷も防止します。

 

 

ボンベ使用時は、キャップを底に取り付けることで、紛失の恐れも軽減できます。

 

出典:新富士バーナー株式会社

 

 

なんとも頼もしい「CB TOUGH」です。雪山でも使用可能になったことで、その活躍の場が広がります。そこで、CB缶対応のストーブとの組み合わせについても触れてみたいと思います。

 

SOTO製のストーブで携行性を重視する場合、軽量でコンパクトな登山用シングルストーブ「TriTrail (トライトレイル) ST-350」がおすすめです。

(すでにメーカーさんもおすすめしてるけど)

 

 レギュレーターストーブ TriTrail (トライトレイル) ST-350

出典:新富士バーナー株式会社

 

■ SOTO(ソト) レギュレーターストーブ TriTrail (トライトレイル) ST-350

外形寸法: 幅138×奥行156×高さ111mm (使用時・本体のみ)

収納寸法: 幅112×奥行 47×高さ113mm

重量:135g(本体のみ)

 

 

出典:新富士バーナー株式会社

 

TriTrail (トライトレイル) ST-350は、SOTOが極限まで軽量化を求めたミニマル設計というだけあって、135g という本体軽量です。

 

さらに耐風性の高いウインドマスターと同じすり鉢状の火口と、マイクロレギュレーター機能も搭載しており、「CB TOUGH」ボンベと組み合わせることで、低温下でも安定した火力でご使用いただけます。

 

SOTOの製品説明をそのまま引用したようになってしまいましたが、CB缶ストーブの組み合わせとしては非常に魅力的です。TriTrail (トライトレイル) ST-350は十分に満足できる製品ですが、少し遊び心を加えて「SOTO (ソト) G'z G-ストーブ STG-10」を持ってきました。

 

こちらの製品はすでに廃番となっていますが、後継モデルの「G-ストーブ ST-320」とほとんど同じ仕様の製品です。このストーブはケースが五徳になっているのが特徴ですが、今回はそのケースを外して紹介していきます。

 

 

決しておすすめの使い方ではありませんが、軽量化を目指した一つの方法として、遊び心満載?で楽しんでいただければ幸いです

 

ケース(五徳)の変わりに「G-ストーブ用 補助ゴトク」と「バーゴ アルミニウム ウインドスクリーン」を入れてます。

 

 

バーナー部分を取り付けるとこんな感じです。石がある場所では、五徳の代わりに石を使ったり、落ちているものを五徳として使うことで軽量化とコンパクト化を実現します。

 

 SOTO(ソト)  G'z  G-ストーブ STG-10  (廃盤)

出典:新富士バーナー株式会社

 

石や利用できるものがない場合、「G-ストーブ用 補助ゴトク」と「バーゴ アルミニウム ウインドスクリーン」を組み合わせて、簡易的な五徳を作って使用することもできます。

 

大きい鍋は無理ですが、ソロクッカー程度なら問題なく使えます。なんとも不安定で、けっしておすすめできる方法ではありませんが、これが案外楽しかったりします。

 

注:よい子のみんなは絶対に真似してはいけません。 大変危険です。

 

 

撮影のためテーブルに置いていますが、実際には外の地面に置いて使用します。

 

 

地面に近い位置で燃焼させるため、風の影響を受けにくいという利点もあります。それにウインドスクリーンが五徳ですからね。こんな不安定な組み合わせですが、なんとか使えます。

 

 

以前、記事に書いた組み合わせ例です。当然ですが、こちらの方がクッカーは安定します。同梱するアイテムによっては、さらに便利に使えそうです。

 

 

軽量化と言っても、すべて含めて 227g あります。「TriTrail (トライトレイル) ST-350」が、135g ですからね。それでもまだ 92g 差があります。バーナー部分単体なら 128g ですけどね。

 

ちなみにST-320は、本体の重量で 380g 、収納ケースを含めると 約430g です。それと比べると軽くはなります。

 

 

「CB TOUGH 125  (ST-711) 」を加えると、446g です。ほぼ、ST-320の収納ケースを含めた重さ (430g) に近くなります。その差 16g です。

 

 

使い勝手が多少犠牲になるものの、総重量 446g の組み合わせは、とても魅力的です。

 

DO缶との組み合わせでは、「SOTOのパワーガス105トリプルミックス」と「チタン製シングルバーナーBRS-3000T」では、驚くほど軽量になりますけどね。

 

パワーガス105トリプルミックスとBRS-3000T (約218g)

 

それでもやっぱり、CB缶が好きって方も多いはずです。CB缶は普段使いや家庭用、さらにはアウトドアでも広く活用され、その需要は非常に高いです。「CB缶対応のストーブ」と「CB TOUGH」があれば、アウトドアだけでなく、万一の災害時にも頼りにでき、さらに行動範囲を広げることができます。

 

ということで、今回はここでおわりになります。

 

 

 

 SOTO(ソト)  G-ストーブ ST-320

出典:新富士バーナー株式会社

 

 

出典:新富士バーナー株式会社

 

出典:新富士バーナー株式会社

 

出典:新富士バーナー株式会社

 

出典:新富士バーナー株式会社

 

 

 

 Ossan LIFE 様の動画です。 ( SOTO G-Stove ST-320 )

 

 spadsmart 様の動画です。 ( G'z G-ストーブ STG-10 )

 

最後まで 読んでくれて ありがとうございます。

 

また見てね~

 

 

 

(*´∀`)。o○  CB缶仕様のフィールドチャッカーにも使えます。