
ホリデークールの保冷力(後編) になります。前回、結果が後回しになりましたが、「シマノ ホリデークール 60」の保冷力をDIYでアップさせる企画、果たしてその結果は?
実験方法をおさらいすると、500mlの水を凍らせたペットボトルを1本使用し、氷がすべて溶けるまでの時間を計測するというものです。ただしこの方法には曖昧さがあり、使用する水(浄水器の水か水道水か)や冷凍庫の設定によって氷の状態が異なるため、実験結果が条件によって左右されます。
当然ながら、気温が異なれば結果も変わります。素人にはやや難しい実験となりましたが、あくまで目安としての参考データとしてご理解いただければと思います。
「シマノ ホリデークール 60」のDIY前の結果は、以下の通りです。
測定環境:室内(気温27~29℃)
| 製品名 | 保冷時間 |
| イスカ コンパクトクーラーバッグ(L) | 11時間 |
| コールマン テイク5 ハンディ クーラー MODEL 5205 | 13時間 |
| シマノ ホリデークール 60 | 12時間 |
この結果は、3回実施した平均値を基にしています。分単位の細かい数字は省いて、ざっくり1時間単位でまとめてあります。

(左)イスカ (中央)コールマン (右)シマノ
保冷時間は誤差の範囲とも言える、微妙な戦いになりました。イスカとシマノは大きな差はなく、しかもコールマンに負けているという結果でした。
DIY後の結果は、以下の通りです。
測定環境:室内(気温27~29℃)
| 製品名 | 保冷時間 |
| イスカ コンパクトクーラーバッグ(L) | 11時間 |
| コールマン テイク5 ハンディ クーラー MODEL 5205 | 13時間 |
| シマノ ホリデークール 60 | 14時間 |
DIYの効果で、「ホリデークール60」の保冷時間は約2時間延びました。劇的な変化とは言えませんが、約16.7%の改善は素直に嬉しい結果です。とはいえ、手間やコストを考えると、その価値があるかどうかは判断が分かれるところです。
でも、ある方法を試したところ、保冷時間がさらに約21.4%も向上しました。数字でいわれても良くわからないけど。笑
その方法とは、「クーラー・イン・クーラー」です。つまり、「シマノ ホリデークール60」の中に、「イスカのコンパクトクーラーバッグ(L)」を入れて、保冷力をさらに高めるという作戦です。
その結果がこちらです。
測定環境:室内(気温27~29℃)
| 製品名 | 保冷時間 |
| イスカ コンパクトクーラーバッグ(L) | 11時間 |
| コールマン テイク5 ハンディ クーラー MODEL 5205 | 13時間 |
| シマノ ホリデークール 60 + イスカ コンパクトクーラーバッグ | 17時間 |
これだけ違いが出ると、もう誤差とは言えないレベルです。明らかに効果があります。もはや「超コンパクトな冷蔵庫」と呼んでもいいかもしれません。笑 車内や部屋に置いても使いやすくて、特に夏場は手放せなくなりそうです。
では、紹介していきます。

サイズ感が伝わりにくいですが、こんな大きさです。

正面はこんな感じです。

この中に「イスカ コンパクトクーラーバッグ (L) 」を入れます。

この向きで入れてみました。よくフィットして、ジッパーの開閉もしやすいです。奥に入れた物の取り出しには少し手間がかかりますが、この向きにすると無駄なジッパーの開閉を減らせるため、保冷効果も高まります。
ジッパー部分が下になることで冷気が漏れる心配もありますが、まあ、このサイズなので気にしない。それより使いやすさが重要です。
ただ、奥のものを取り出すときはクーラーバッグごと一度取り出してから開けた方が、圧倒的に楽ですけどね。

両サイドには約1.5cmのスペースがあります。クーラーバッグを片側に寄せることで、保冷材を追加したり、そのスペースを有効活用できそうです。
ちなみに、ダイソーの「アルミバッグ 350ml」が、コールマンのクーラーボックス「テイク6」にちょうど入るようなので、旧製品の「テイク5」でも試してみました。

「アルミバッグ」と「テイク5」です。

■ アルミバッグ(ボックス型、缶対応) 350ml
●
● 材質:アルミ蒸着フィルム、発泡ポリエチレン
● 寸法:22×14×15cm (本体) 、41×2×0.08cm (持ち手)
↓ 公式通販 ダイソーネットストア
アルミバッグ(ボックス型、缶対応)350ml - ダイソーネットストア【公式】

大きさはこんな感じです。
テイク5の内寸法は「幅22cm、高さ14cm、奥行16cm」です。アルミバッグが外寸法「幅22cm、高さ14cm、奥行15cm」です。

中に入れました。ぴったり収まるので、アルミバッグのジッパーは閉じなくてもいい感じです。アルミバッグはダブルジッパー仕様なので、開け閉めも使いやすいです。蓋を閉めるときは、テイク5の蓋に厚みがあるため、アルミバッグを上から押さえるような感じで閉まります。
この仕様で、500mlの水を凍らせたペットボトルは、約16時間もちました。ダイソーのアルミバック単体でも約10時間もちました。イスカのコンパクトクーラーバッグが約11時間だったので、約1時間差ですね。ダイソーのアルミバックもあなどれませんね。
測定環境:室内(気温27~29℃)
| 製品名 | 保冷時間 |
| コールマン テイク5 MODEL 5205 + ダイソー アルミバッグ | 16時間 |
| シマノ ホリデークール 60 + イスカ コンパクトクーラーバッグ | 17時間 |
| ダイソー アルミバッグ 350ml | 10時間 |
「シマノ+イスカ」コンビとほとんど変わらない保冷時間でした。この記事の立場も危うくなっていますが、わずか1時間とはいえ、「シマノ+イスカ」コンビがまだ上回っています。
この差は、おそらく実験を室内で行ったためだと思われます。より過酷な環境下では、保冷時間の差がさらに広がる可能性があります。

「シマノ ホリデークール 60」にも入れてみました。実験はしていませんが、おそらく同じような保冷時間になる気がします。そうなるとますます、イスカの立場がなくなってしまうので、この件はそっと闇に葬っておきます。笑

比べてみても同じような大きさです。イスカの方が厚みがあります。
イスカ(左) :W21 × H15 × D15 cm
ダイソー(右):W22 × H14 × D15 cm
ダイソーのアルミバッグは作りこそシンプルですが、格安で「クーラー・イン・クーラー」が実現できる優れモノです。このコスパの高さには、さすがのイスカも涙目です。笑
ここからは「ホリデークール60」を少しだけカスタマイズしていきます。

ショルダーベルトを変更します。

付属のベルトは幅20mm(左)ですが、幅25mm(右)のものに交換します。

ベルト通し穴は、幅35mmです。

こんな感じです。

色もいい感じ。

ベルトの幅が広くなったことで、持ったときの安定感も向上しました。

つぎに、足の部分にすべり止めのゴムを貼ります。

用意したのは、厚さ3mmのゴムシートです。

少し大きめですが、材料が余っても別の用途で使う予定なので、このサイズにしました。(3×200×200)

足のくぼみ部分は約2mmなので、3mmのゴムを貼ることで、1mmほど出っ張る計算です。大きさに合わせてゴムシートを切って、両面テープで固定します。

こんな感じです。
わずかな出っ張りですが、傾いたテーブルの上でも滑りにくく、安定します。

完成です。

小型のクーラーボックスはこれまでコールマンのものしか持っていなかったのですが、「シマノ ホリデークール 60」は今やすっかりお気に入りのクーラーボックスになりました。本体が小型なので用途は限られますが、このサイズは意外と便利なのです。
今回の保冷力DIYは、ほぼ遊びの延長のようなものでしたが、それでも保冷力が少しでもアップできれば大満足です。特に、冷たいものを入れたときに本体の結露が抑えられた点は、嬉しいポイントでした。今後は、「クーラー・イン・クーラー」が夏の定番スタイルになりそうです。
ということで、今回はここでおわりになります。
↓ るる〻便利屋さん 様の動画です(この組み合わせ最強)
↓ シマノフィッシングサポート 様の動画です(保冷力を活かす使用方法)
↓ Kaizen home life 様の動画です(アルミ断熱追加、その効果は?)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また見てね~
(*´∀`)。o○ 奥義! クーラー・イン・クーラー !




