
今回は「BESTEK 500W 車載用インバーター」を取り上げてみました。最初は150W出力の小型のものを購入しようと考えていたのですが、どうせなら300W、いや500Wと、容量を徐々に増やしていき、最終的には500Wにしました。
本体は少し大きくなりますが、その分、動かせる電化製品も増えます。さらに、純正弦波なので、500W以下であれば「IHクッキングヒーター」も使用可能となり、使い勝手が格段に広がります。
車載利用はもちろんですが、いざというときの備えとしても重宝します。車載以外で使用するには12Vの電源が必要ですが、あらゆる場面で気軽に電気が使えるようになり、非常に便利です。
ということで、さっそくご紹介です。
↓ これです

■ BESTEK 500W 正弦波 車載用インバーター 12V車専用 グレー
● 定格出力:500W
● 最大出力:580W(短時間での使用5分以内に限る)
● 動作電圧:DC11-15V
● 出力波形:正弦波(出力周波数:55Hz)
● 変換効率:85%以上
● 使用温度範囲:-10℃~40℃
● 出力仕様:SCコンセント×2、USBポート×2
● USB出力:DC 5V / 2.4A (4.8A max)
● 外形寸法:幅22.3cm×奥行11.0cm×高さ6.2cm
● 本体重量:約990g(ケーブル除く)
● 付属品:取扱説明書、バッテリー接続クリップコード×2、シガーソケット接続コード×1、自動車用40Aヒューズ×2(予備)
使用上のご注意
※本製品はDC12Vマイナスアース車専用です。
※150Wを超える機器を使用する場合、バッテリー接続クリップをご使用ください。
※本製品と車のバッテリーを接続している時は、絶対に車の運転はしないでください。

出典:Amazon

出典:Amazon

出典:Amazon

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上面です。

底面です。

前方斜め方向です。

後方斜め方向です。

前面です。

背面です。

「シガーソケット接続コード」です。ヒューズは内蔵されていません。150W以上は「バッテリー接続クリップコード」を使用します。

「バッテリー接続クリップコード」です。長さは約60cmです。

電線には「H03VV-F 4mm² 450/750V」と書かれています。電線のサイズが4mm²(スケア)なので、このインバーター用としては少し細めです。この太さでは、最大出力で稼働させるのは危険です。
ざっくりですが、500Wで使用する場合の消費電力を計算すると、
出力電力 (500W) ÷ 変換効率 (0.85) = 入力電力 (約588.2W)
電流を求めると、
入力電力 (588.2W) ÷ 電圧 12V = 電流 (約49.0A)
インバーターを500Wで稼働させると、12V時で約49Aの電流が流れます。電圧が下がれば電流はさらに上がります。4mm²のケーブルでは許容電流が32A〜36A程度なので、すでに足りていない状況です。この状態で使用すると電線が発熱します。
説明書では、車のエンジンをかけて使用することを前提に、電圧が高い状態での使用を想定しているかもしれません。しかし、エンジンをかけない場合も考慮する必要があります。どんな状況でも安全に使用できる電線のサイズが求められます。
付属のケーブルでインバーターを使用する場合、300W以下での使用が安全ですが、500Wで使用することも考えると、最低でも8sq (60A) 以上の電線サイズが望ましいですね。

入力端子に使われているネジの直径は4mmでした。

「バッテリー接続クリップコード」を取り付けてみました。

バッテリーに接続して電源を入れると、ファンが回り始めました。どうやら、無負荷でもファンが回転するようです。


無負荷の状態で電流を測定したところ、0.6Aが流れていました。精度に多少誤差はありますが、12Vの場合、消費電力は7.2Wになります。冷却ファンの消費電力は、低速で回転しているため、おそらく1W程度と予想されます。 それにしても、無負荷状態での消費電力7.2Wは少し気になります。

IHクッカー「ミニチュラ」を使って試してみました。ミニチュラの500W設定で消費電力が495Wなので、試験にはちょうど良い条件です。使ってみると、インバーターの冷却ファンが高速で回転し、ファンの音がうるさく感じました。また、ケーブルが発熱するのも確認できました。最大電力で使用する際は、より太いケーブルに変えたほうが安全ですね。
IHクッカー「ミニチュラ」の消費電力(測定値)
※ 測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
| 設定 (W) | 実際の消費電力 (W) |
| 100W | 332W(間欠運転) |
| 200W | 332W(間欠運転) |
| 300W | 332W |
| 400W | 453W |
| 500W | 495W |
| 600W | 603W |
| 700W | 678W |
| 800W | 753W |
次回は、付属ケーブルのクリップを変更したり、新しいケーブルを作成したり、さらにインバーターに冷却ファンのスイッチを取り付けてみようと思います。消費電力の低い負荷を使用する際、ファンを停止できると便利かなと考えています。
ただし、ファンを停止させることは故障の原因にも繋がるため、基本的にはおすすめできません。ただ、極端に気温が低い場合や負荷が小さい場合など、条件付きではありますが、停止できると都合が良い場面もあります。消費電力が低いときにファンが自動的に停止する仕組みがあれば、もっと便利なんですけどね。
余談ですが、最初にインバーターをバッテリーに接続したとき、うっかりプラスとマイナスを間違えてしまい、ヒューズを飛ばしてしまいました。めっちゃ焦りました。「もう壊してしまったか」と思いましたが、なんとか無事でした。逆接続保護(逆極性接続保護)機能があれば安心なんですけどね。
ということで、今回はここでおわりになります。
↓ AnythingGadget 様の動画です ( BESTEK 500W 純正弦波パワーインバーター )
↓ ぴくキャン△ 様の動画です ( 正弦波検証動画 )
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また見てね~
(*´∀`)。o○ バッテリーに接続する際は十分に注意が必要です。



