コンパクトなツールセットの続きを予定しておりましたが、一部の製品がま
だ届かないので別の記事になります。今回は「アイスバーン用スパイクビス」
を使って、ツルツル路面にも強いスパイクシューズを作りたいと思います。
スパイクといえば、子供の頃に遊んだ「ウルトラ3段スパイクの長靴」を思
い出します。最初は「2段スパイク」だったのかな? 進化して「ウルトラ3
段スパイク」になったような記憶があります。
「でたーっ ウルトラ3段スパイクだー」みたいなCMが放送がされていました。
この長靴が販売されるや、クラス(学校)でも少しブームになりました。
友達と凍っている場所を見つけては、スパイクの効き具合を試して遊んでいま
した。「おーっ 滑らな~い」「あっ 滑った~」滑っても滑らなくても楽し
いのです。
時が経っていつ頃でしょうか? 友達がとんでもない靴を履いて学校に来まし
た!それは衝撃的でした。「ウルトラ3段スパイク」のライバルの登場です。
そのスパイクの名は「パンサースパイク」と言います。後に「スノートレ」
にも採用されたり、スパイクの定番?になっていくのでした。
↓ こんな感じのスパイクです
出典:Amazon
「パンサースパイク」は魅力でした。普段スパイクは靴底に閉じた状態で
すが、いざという時はスパイク部分を起こして使用します。ツメの部分が
起き上がって、鋭いスパイクに変化するのです。 かっけぇ~(格好いい)
その後は、みんながマネをして「パンサースパイク」になっていきました。
その頃には、主流が長靴から「スノートレ」に移っていったと思います。
あれ? いつの間にか「子供の頃の話」になってしまいましたが、大人にな
った今でも、靴のスパイクは、とてもワクワクします。ということで、今回
は「自作のスパイクシューズ」に挑戦です。
名づけて「ウルトラ2段スパイク」です。 笑
使用するのは、「アイスバーン用のスパイクビス(10mm)」と「1.5mm
刃先のドリル」と「古いスノーシューズ 」です。
この靴は、事前に「滑り止めシート」を加工して、取付られているので、
「滑り止めシート」や「靴用の補修材」も使用しています。(後ほど説明)
■ アイスバーン用スパイクビス 10mm ( TOKYO ロイヤルリビング )
● 材質:鉄製
● 入数:10本入り
● 寸法:長さ13mm (靴底側装着部分10mm+突出部分3mm)
● 重量:約0.55g (1本あたり)
スパイクビスを拡大するとこんな感じです。
出典:Amazon
スパイクビスは、10mmを使っています。靴底によっては長すぎる場合も
あるので注意が必要です。スパイクビスもいくつか種類があるので、靴底
の形状によっても変更する必要があります。
1.5mmの鉄工用の刃先で靴に下穴をあけてます。そのままねじ込んでも入
りますが、ビスの抜け防止で補修材での接着もしたいので下穴をあけてます。
下穴の深さは、8mmくらいにしています。(ビスの太さは3mm)
比べるとこんな感じです。
スパイクビスを打ち込む前の状態です。
「滑り止めシート」を切っ取り付けてます。
これだけでも「滑り止め」として機能してます。
「滑り止めシート」と「靴用の補修材」です。
● 靴用補修剤 シューズドクターN (50ml) HC-003
● 靴修理キットシート(カナダシート) 黒
滑り止めシートを拡大しました。 滑り止めの利きは良いですが、減りは
早いです。
下穴をあけます。(白い点の部分)
下穴にスパイクビスを差し込みます。
こんな感じです。
ビスに補修材(シューズドクターN)を塗ります。
マイナスドライバー(大きめ)で押しながら、ゆっくりねじ込みます。
これが意外と大変です。笑
すべてねじ込んだら、スパイクピンの周囲にも補修材を塗って、さらに強
化していきます。
見た目は悪いですが、少しだけ強化されました。
雪と氷でテッカテカのツルツルになった路面でも普通に?歩けます。笑
ただし、屋内での使用はダメです。床を傷めますし、歩くとコツコツと響
きます。完全な屋外仕様です。というより雪道専用です。
スパイクの出っ張りは、こんな感じです。心配なのは、鉄製スパイクなの
で錆びるということです。耐久性はまだ分からないですが、ウォーキング
が楽しくなったので良しといったところでしょうか。
ということで、今回はここでおわりになります。
↓ ワタル山靴工房 様の動画です。( 登山靴の滑り止め )
↓ Glänzグランツ 様の動画です。( 大阪人が北海道に行った結果 )
↓ 東京NFサテライト 様の動画です。( 笑っちゃいけない魔の危険ゾーン )
最後まで 読んでくれて ありがとうございます。
また見てね~
(*´∀`)。o○ スパイクと共にあらんことを・・・