これは「メカニクスウェア」の「コールドワーク ウインドシェル」とい
う防寒手袋になります。メカニクスウェアでは、防寒仕様の手袋もいくつ
か販売されていて、その中の一つになります。
特徴としては、耐水性のあるソフトシェル素材を使用し、超微細マイクロ
ファイバー素材で手袋内の保温性を高め、ヘビーウェイトフリース構造で
水をはじき、冷たい風の進入も防ぐといった性能の製品になります。
防水性の高い手袋ではないので、水に濡れるような使い方は苦手ですが、
ある程度の耐水性もあるようです。
ということで、今回は「冷たい風でも暖かい手袋」を紹介します。
↓ これです。
■ メカニクスウェア コールドワーク ウインドシェル
(Mechanix Wear ColdWork Wind Shell )
● 番号 :CWKWS-58-010
● スタイル:ウィンドシェル
● サイズ:約36 cm x 13 cm x 5 cm (Lサイズ)
● 素材:フェイクレザー
● 特徴:洗濯可、タッチスクリーン対応、EN511:32X、EN388:122X
● 重量:約227g (Lサイズ)
画像では、光源の関係で少し青み?かかった感じに見えますが、色とし
ては、ブラック/グレーになります。
↓ 正しい色は、こちらです。
本製品は、マイクロフリースの裏地素材になっていて、PimaLoft Gold 40
gを手の甲に PimaLoft Gold 60g を手のひらに断熱材として使用している
ようです。
着用してみると暖かいですが、細かな作業は不向きです。 笑
ウィンドシェルというだけあって、防風性能に特化させた?製品なので、
厚めな作りになってます。
タッチスクリーン対応になってます。
手や指の部分も適度なグリップがあり、滑りにくいです。
重さは、約208gでした。(Lサイズ )
「スプリングクリップ」があります。
商品タグです。
プリマロフトの商品タグです。本製品は、Primaloft Gold(プリマロフト
・ゴールド)が含まれる製品になります。
プリマロフトには、「ゴールド」「シルバー」のグレードあって、水に
濡れた時の保温性能に違いがあるようです。詳しいことは分かりません。
補足、プリマロフト®は、アメリカ国軍の要請を受けたALBANY社が開発
した、羽毛に代わる超微細マイクロファイバー素材です。
手袋の裏地です。(マイクロフリース素材)
着用するとこんな感じです。個人的には、もう少し薄い手袋が使いやす
いですが、氷点下での使用も考えると厚い方が良い気もします。
特に意味はありませんが、バートンの防寒手袋 (L)と並べてみました。
バートンより少しだけ指先が自由に使えます。笑
着用して比べてみると、ウィンドシェルの方が、少し暖かく感じました。
実際に氷点下の暴風の中で、比べてみないと分からないですが、ウィン
ドシェルの方が素材が厚めなので、その違いかも知れません。
メーカーのサイトに低温・防寒性の試験が公開されていました。「コー
ルドワークシリーズ」では、コールドワーク ピークが最も安定した?性
能のようです。
コールドワーク ウインドシェルは、防水性能では、劣るもののシリーズ
の中では、断熱性能が一番優秀でした。
↓ EN551 2006 防寒性能試験成績が表記されています。
↑画像の順番
● コールドワーク オリジナル (EN551:22X)
● コールドワーク ファストフィット (EN551:21X)
● コールドワーク ウインドシェル (EN551:32X)
● コールドワーク ピーク (EN551:221)
3つの数字で低温・防寒性を評価しています。(X=0の意味)
雪の降る地域では、除雪にも便利そうです。防水仕様ではないので濡れて
くる場合もあるかも知れません。
持続性はありませんが、防水スプレーを使うことで撥水効果が得られます。
フッ素配合の防水スプレーでは、繊維の通気性を損なわずに水や泥などか
らガードしてくれるので、汚れを防ぐ意味でも便利かも知れません。
防寒手袋としては、微妙な立ち位置ではありますが、きっと良いところが
見つかるハズです。
ということで、今回はここでおわりになります。
↓ MechanixのWEBサイトです。
↓ odobashi 様の動画です。( メカニクスウェア コールドワーク )
↓ LayLax Official 様の動画です。( 寒冷地仕様グローブ コールドワーク )
最後まで 読んでくれて ありがとうございます。
また見てね~
(*´∀`)。o○ 冬の作業が少しだけ楽しくなります。