今回は「ロウマッチとマッチボックス」の話になります。ロウマッチと
は、摩擦のみで発火させることができる摩擦マッチです。頭薬の部分を
コンクリートのようなザラザラしたところにこすることで発火させるこ
とができます。
とても便利ですが、現在の「ロウマッチ」に至るマッチの歴史もいろい
ろあったようです。昔は「黄燐(おうりん)」を使った「黄燐マッチ」が主
流だったようですが、発火しやすく危険なため製造が禁止になりました。
その後は「安全マッチ」が登場します。黄燐の代わりに塩素酸カリウム
などを頭薬(とうやく)に用いて、マッチ箱の側面「側薬(そくやく)」にこ
すって発火させるお馴染みのマッチです。
ロウマッチが廃れたのかと思いきや、「黄燐マッチ」に変わって安全な
「硫化燐(りゅうかりん)」を使った「硫化燐マッチ」が現れます。これが
現在の「ロウマッチ」になります。
ロウマッチを漢字で書くと「蝋燐寸」になるようです。マッチは「燐寸」
と書くようです。英語では「STRIKE ANYWHERE MATCH」になります。
(ストライク エニウェア マッチ)
屋外の活動では、マッチが水に濡れても着火できる「防水仕様のマッチ」
も便利です。「ロウマッチ」は水に弱いので、「防水マッチ」があれば
安心です。
防水マッチは便利ですが、比較的高価?な製品が多いので、そこまでは
必要ないという方には「ロウマッチ」がおすすめです。
ということで、「ロウマッチとマッチボックス」を紹介いたします。
↓ これです。
(左)マッチボックス (中)ロウマッチ箱 (右)ロウマッチ・ベスト缶
■ エイアンドエフ(A&F) ロウマッチ・ベスト缶 (20本入)
● 寸法:H1.3cm×W7.1cm×D4.2cm
● マッチ長さ:59mm
● 重量:22g
■ エイアンドエフ(A&F) ロウマッチ・ベスト
● 寸法:H1.8cm×W6.2cm×D3.7cm
● セット内容:2箱セット (1箱内容量 30本)
● 重量:11g
■ COGHLAN’S(コフラン) プラスチック マッチボックス
● 寸法:全長78mm、直径約28mm(キャップ)
● 材質:プラスチック
● 重量:約15g
↓ ロウマッチ・ベストです。
スライドさせて開きます。
20本入りです。
ストッパーはありません。
側面に側薬(マッチをこするところ)があります。
こちらは、ロウマッチの箱です。(30本入り)
箱の裏です。ロウマッチは、1898年にフランスで発明されたようです。
マッチの長さは、59mmです。
頭部の発火点は93℃らしいです。慣れてくるとツメでこすって着火もで
きるようになるようです。
側薬の部分を切りました。後でマッチボックスに入れます。
COGHLAN’S(コフラン) のマッチボックスです。
キャップを外したところ。
上から撮影。
底の部分に「ファイヤースタータ用のフリント」があります。
実用性というよりおまけです。
拡大です。(フリント部分)
このフリント部分をヤスリで削って、ロウマッチの着火用として使って
みます。
ギザギザになるように削ってみました。
フリント部分の拡大です。
ロウマッチをこすりつけてみると、数回で着火できました。
ロウマッチを入れました。マッチ箱から切り取った側薬も入れてます。
ロウマッチをいっぱい詰め込んで終了です。
マッチで火をつけるとなんとなく癒されます。ライターが壊れた時や
紛失した時にも「ロウマッチ」があればもう安心です。
あなたにも「ロウマッチ」あげたい・・・
ということで、今回はここでおわりになります。
↓ ロウマッチを沢山使いたい人向けです。(マッチ丸缶)
出典:Amazon
出典:Amazon
↓ マッチの世界です。 見てると楽しいですよ。
↓ 自転車とアウトドアライフ 様の動画です。( バーズアイマッチ )
↓ Peter von Panda 様の動画です。( プラスチック マッチボックス )
最後まで 読んでくれて ありがとうございます。
また見てね~
(*´∀`)。o○ いつか「防水マッチ」も記事にしたいな~