きょうのお話も、子供の頃の、想い出ばなしになります。
昔は、いろんな遊びをしましたが、「痛い思いをする遊び」は、
珍しいのです。そりゃ～ 楽しい遊びが１番ですよね～
缶蹴りだの・・・ 手つなぎだの・・・だるまさんだの・・・
でも おっちゃんの仲間たちで、ひそかに流行ったのが、
「百たたきの刑」です。 はて？ 一体なんだべっ？
百たたきの刑とは、時代劇なのでお奉行様が、罪名を言い渡すときに
「百たたきの刑に処す！」とかいう アレです。
詳細は、知りませんが、とにかく 「ぶっただく」（叩くの意）のです。
では、ルールを説明します。
何人参加しても、基本ＯＫですが、3～4人くらいがいいかも・・・
（理由は、あとで わかります）
※ 良い子のみんなは、マネしては いけません。
で、一人が、みんなを笑われます。 変な顔や、ものまね、 踊りなど、
ただし、体に触れるのは、違反です。触っては、いけません。
そこで笑ったら アウトなのです。（ダウンタウンのアレです）
笑った人は、笑わせた人に「ぶったたかれます」 (*´∀｀)ﾉ ｲﾀｲﾓ
それと 誰も笑わなかった場合は、みんなから 叩かれますが、
誰か一人でも、笑ったら 笑わせた人の勝ちになります。
なので、 笑わす時は、みんな必死です。
叩かれる人は、ズボンを脱ぎ お尻を出しますが、この時は、
四つん這い になって ベロンと出します。
叩く人は、ミニカーのレール（樹脂製）で、おもっきし 叩きます。
ミニカー（車のおもちゃ）・レール（ミニカーを走らせるヤツ）
「百たたきの刑」と言っても、叩くのは、１回です。 １回で十分なのです。
あまりの痛さに 「のたうち回ります」けっつは、赤くなります。
注：けっつとは、主に東北地方で、使われる方言と思われます。（しらんけど）
けっつ＝おしり になります。 引用元 おっちゃん大辞典
１回 叩かれれば、大抵は「１ぬけたーっ」って はんべで帰ります。
注：はんべとは、主に東北地方で、使われる方言と思われます。（もう ええ）
はんべ＝半べそ になります。 引用元 おっちゃん大辞典
方言の解説は もう ええぇ！
ということで 方言の解説は、さておき 進めていきます。
ここに 猛者が４人いました。 一応、おっちゃんも猛者ということで・・・
でも、おっちゃん以外の３人は、まさに「ツワモノ」でした。
この４人の対決は、今も伝説になっております。 いや ３人だな・・・
こちらが、3人のツワモノです。
わーちゃん・カッチ・りゅーこ ←りゅーこ 男です。
戦いの火蓋が、切って落とされました。
最初は、わーちゃんでした。わーちゃんは、笑わすのが苦手でした。
なので、当然、みんなから 「ぶったたかれ」ます。
百たたきの刑に処す！ 「 ぱちん うっ 」 ってな感じ
わーちゃんは、降参しません。 めちゃんこ、忍耐の塊 なのです。
わーちゃんは、1回も 泣いたことがありません。（見たこと無いも）
子供の頃は、誰かを脅す時には、「泣かすぞ！」といいます。
「泣かすぞ」は、子供の世界では、最大の脅しの文句なのです。
泣かすぞ！ と言われたら おっちゃんは、今でも ビビリます。
でも わーちゃんは、ビビリません。 脅しには、屈しないのです。
だって 泣いたことが、無いのですから・・・ (*´∀｀)ﾉ ﾅｶｽｿﾞ
おっとっと・・・ 脱線してしました。 では つづきをどうぞ♪
次に登場したのが、「カッチ」です。 カッチは、叩かれるのが苦手です。
なので、「 絶対に笑わせる」作戦に打ってでます。 それが・・・
下半身丸出しで、踊る 戦法です。 みんなは、「カッチー ダンス」と
呼んでいました。 これまた 最強です♪ 我慢できません。
当然、みんな 爆笑して 「ぶったたかれ」ます。
この時、おっちゃんは、強烈なダメージを受けて、脱落することに
なりました。 無念です。 カッチの放った 一撃が、おっちゃんの大事な
部分に直撃したのです。 それは、たまたま 当たった 偶然でした。
うずくまる おっちゃん。 心配する カッチ・・・
試合は、続行されました。
次は「りゅーこ」の番です。 これまた 最強でした。
りゅーこの必殺技は、言葉です。 ふしぎな踊りと共に
「言葉で攻めます」で、 その言葉とは・・・
「りゅーこちゃん 嫌いなんだーっ うちょー（うそー）」です。
まったく、 意味不明な言葉なのですが、これが ジワジワと来ます。
この言葉を 踊りと共に 連発していきます。
りゅーこちゃん 嫌いなんだーっ うちょー
もう 笑うしかありません。 みんなが 笑いました。
意味不明でも笑いました。 いやっ 意味など必要ないのです。（うちょー）
叩かれる 「わーちゃん」と「カッチ」、 カッチは、半べそになってました。
「りゅーこ」の最大の武器は、腕力です。 体も大きいのです。
この りゅーこの「痛恨の一撃」には、さすがの わーちゃんもタジタジでした。
もう 何周～ まわったでしょうか？
それぞれが、ネタに慣れてきて 笑わなくなってきました。
こうなると がぜん「不利なカッチ」、カッチは、 暴挙にでました。
詳しくお伝えできないのですが、「アレを割り箸で挟む」のです。
で 振りまわします。 強烈でした。 もう 笑いを堪えるのは無理でした。
会場は、爆笑の渦になりました。 (*´∀｀)ﾉ ｶｯﾁ ｻｲｺｰ
また カッチは、ズルい ことを考えました。
レールで「ぶっただく」時に、ワザと位置をズラして叩くのです。
（具体的には、レールの先で おしりとおしりの間を狙います）
そうです。 おっちゃんがやられた・・・ アレです。
カッチは、ズル賢いのです。 コイツめ！
「ぶっただく」 カッチ、「ぶっただかれる」 わーちゃん と りゅーこ、
勝敗は、近づいておりました。
カッチの「会心の一撃」が、炸裂！しました。 勝敗は、決まりました。
のたうち回る「わーちゃん」、 完全に戦意を失っておりました。
続いて、「りゅーこ」も、うずくまって 戦線離脱です。
カッチの優勝でした。 が しか～し・・・
物言い（ものいい）がつきました。
ワザと だべっ！ と 詰め寄る二人、"たまたま" だと 言い逃れるカッチ・・・
巧みな 話術で、言いくるめられる二人でした・・・
恐るべし カッチ でした。
おしまい・・・
最後まで 読んでくれて ありがとうございます。
また 見てね～
(*´∀｀)｡o○ カッチー ダンス 見せてあげたいもの♪
