夢道具

自分のための雑記帳

便器と鬼ごっこ

 

 

きょうのお話は、小学校の頃のお話です。いつも  この時代の話ばかり

なのですが、この頃が、一番楽しかったので、想い出がいっぱいです。

 

みなさまは、「鬼ごっこ」を ご存知でしょうか?(みんな知ってるワイ)

さすがに 知らない人は、少ないと思いますが、知らない人も いるかも

知れないので、簡単に説明します。

 

ジャンケンで、負けた人が、鬼になります。 鬼は、その場で 1から10まで

数えてから ほかの誰かに「えった」します。

「えった」とは、相手に触れることで「タッチ」の意味です。

 

注:その辺の人に「えった」しては、いけません。 捕まります。

 

「えった」された人は、その場で 1から10まで数えます。

で、 また 誰かを 追いかけて 「えった」します。

(地域によって 多少 ルールが異なります)

※北海道の一部では、「えった鬼」と 呼ばれる地域もあります。

 

「えった」とは、どうやら ロシア語が、語源のようです。

「エッタ=エータ」で、ロシア語では、「 Это(エータ)=これ 」の意味に

なるようです。(諸説あるようです)

 

おっちゃんの場合は、学校の休み時間に 「鬼ごっこ」したりしてました。

学校から外の出るのは、禁止です。

※ 良い子のみんなは、マネしては いけません。

 

タッチする時に 「え~った」とか言って タッチしてました。

たま~に タッチの勢いが強すぎて その場で喧嘩になる場合もありした。

 

おともだちA : 痛っ おまえ   叩いたべ~

おともだちB : 叩いてないもん「えった」だも

おともだちA : おまえ いま 叩いたべや~

おともだちB : た 叩いてないもん「えった」だも

おともだちA : 泣かすぞーっ 

おともだちC : あっ  先生来たっ!   ←ウソ

※仲良く遊びましょう

 

となります。

 

「鬼ごっこ」も「かくれんぼ」も似たルールなのですが、違いは、「えった」

するかしないかです。

 

さて  今回は、そんな  いつもの学校で起きた「とある出来事」について

話たいと思います。

 

少しばかり ショッキングな 話しになるかと思いますので、心臓の弱いお方は、

注意が必要です。

(だ~れも 見てへんやろ)   おっちゃんが見とる   (*´∀`)ノ  エヘヘ

 

では はじまり はじまり~     パチ パチ パチっ

 

 

学校での休み時間の遊びは、いろいろとあるのですが、この日は、

「鬼ごっこ」でした。

 

メンバーも いつもの3名(わーちゃん・カッチ・りゅーこ)に加えて、

数名の友達を含めた「鬼ごっこ」になりました。

 

 

誰が鬼で、どういう状態だったかは、忘れてしまいましたが、学校の2階の

階段から 駆け降りて 勢いよく 1階のトイレに入ったのは、覚えてました。

トイレの扉は、スイングドア(パタパタ開くドア)になっていました。

 

おっちゃんは、勢いよく走って つまづいて 転んでしまいました。

 

その時です。「ガシャーン」と 大きな音がしました。

と 同時に 顔から 血が出てきました。

 

どっか切れた? どこだろ・・・ (ポタポタと落ちる血)

 

激突したショックで、意識が遠くなりましたが、何よりも 顔面が

ジンジンと痛いのです。  ( ;∀;)  ジンジン ダモ

 

起き上がって 辺りを確認すると トイレの仕切りが、割れて落ちて

その横の小便器も割れていました。(便器も仕切りも陶器製)

 

 

突っ込んだ原因は、勢い良くトイレに駆け込んだ時に 床の「すのこ」

に つまづいて 顔面から 仕切りに激突して 仕切りが割れて 小便器も

破壊って感じになります。

 

そもそも こんなところで つまづいて激突するのは、学校としても

想定外なのですが、起こってしまいました。

 

ここからが、大変だったのです。

おっちゃんは、顔面から出血して フラフラしながら トイレを後に

しました。向かった先は、トイレを出た廊下の水飲み場でした。

とにかく  顔から血がしたたるので、両手で受け止めておりました。

 

なぜか この時は、顔を洗うことだけを考えていました。

洗っても  洗っても  血が止まらないのです。

その水飲み場の横は、体育館なので 遊んでいた児童たちも気がついて

みんなが 「ぎゃー」と言って 逃げてゆきました。

 

血が止まらない状況に 焦りだした。おっちゃんでしたが、

その時、数人の先生が飛んできました。(飛んでないけど)

保険室の先生もやってきました。

 

「鬼ごっこ」の仲間も 駆けつけてきました。

状況を見て 彼らも  言葉を失っておりました。

 

保険室に入って横になる「おっちゃん」早速、応急手当が開始されます。

(メスっ) 手術ちゃう

「たらららら~ら ら~ら~ たららら~ らら~」

「ドクターX」の曲が、聞こえそうですが、この当時は、放送されて

いませんでした。(あたりまえやろ)

 

保健室の先生は、冷静を保っておりました。

「私   失敗しないので・・・」(もう ええぇ~)

 

アゴの下が、切れて そこからの 出血が、止まらないのです。

あと、ひたいが、切れたのと 鼻血も出てました。

 

やがて 担任の先生がやってきました。クラスのみんなも集まってきました。

廊下は、クラスのみんなでいっぱいになりました。 みんなが、

「大丈夫かー」とか 入口やら窓から覗き込んで、声をかけてくれました。

 

「 おいおいおいっ あなたたち 」 授業は、どうなさったのですか?

とは、言いませんでしたが、すごく うれしかったです。

 

その後、近くの病院で治療しました。幸い縫うこともなく 止血しましたが、

頭から あごから 包帯で、グルグル巻きになってました。

次の日、包帯を取ってみたのですが、あとは、ご想像にお任せいたします。

 

ショックで、また 寝ました。

 

数日、休んでから 学校に行きました。 (*´∀`)ノ  フッカツ ♪

 

学校に行くと 少し変化がありました。

クラスのみんなは、喜んでくれたのですが、いろいろと規則が追加されて

厳しくなっていました。校内での「鬼ごっこ」も禁止でした。

もともと 廊下を走ったらダメと 言われていたのですから 当然でした。

 

あと トイレが、不便なことになってました。

おっちゃんが、トイレを壊したので、しばらく使えなくなってしまいました。

 「便器の取替」や 「すのこの取替」などで使用中止が、続いておりました。

 

学校に2箇所あったトイレが、ひとつになったので、男子トイレは、いつも

混雑してました。

 

おっちゃんは、トイレに行きにくくなってしまいました。

仕方ないので、玄関の横で 「立ちション」してたら クラスの女子に

見られて 次の日の朝の会で、玄関で「立ちション」してたのが、暴露

されて 散々な目に会いました。

便器は壊すし 今度は、玄関で「立ちション」ですから・・・

 

この時から 20年ほど経って、この町のイベントに 顔を出した時でした。

地元の古い友人が、懐かしいヤツいるよ とか言って連れてきたのが、

昔の「同級生の妹」でした。当然ですが、もうすっかり大人でした。

お子さんも2人連れて来てました。

 

その妹の 第一声が、「あーっ  思い出した~  便器を壊した人だ!」

でした・・・

 

 

おしまい・・・

 

 

最後まで 読んでくれて ありがとうございます。

 

  

また見てね~

 

 

(*´∀`)。o○  鬼ごっこ  また やりたいな~