今回は、ペットボトル湯たんぽの話になります。ペットボトルにお湯を入れ
て湯たんぽにするというものですが、普通のペットボトルでは、熱いお湯を
入れると縮んでしまうので、それでは、最初から縮ませてはどうだろうか?
ということで、ペットボトル湯たんぽの検証とペットボトルを縮ませる実験
をしたいと思います。
実験と言ってもペットボトルに、ただ熱湯を入れて縮めるだけです。
先に縮めることによって、熱いお湯を入れても縮まなくなるので安心?し
て使用することができるようになります。(自己責任)
※耐熱用ペットボトルでも80℃以上から縮んでいくようです。一般のペッ
トボトルでも50℃以上から徐々に縮むようです。
ということで、さっそく実験したいと思います。
普段飲んでいる「ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー」を使ってお湯を
注いでいきます。特にこれが良いという訳でもなく、ただ家にいっぱいあ
るってだけです。
※こちらのペットボトルは、内容量900ml用です。
画像では、95℃のお湯になってますが、実際は、やかんを沸騰させてから
直接ペットボトルに入れてます。(なんでもっと熱いハズです)
※良い子のみんなは、絶対にマネしてはいけません。
注いでいる瞬間から縮んでいきます。ペットボトルが不安定になるので
倒れるなどの注意が必要です。
温度を測ってみると約90℃になってました。その後、80℃近くになるま
で約15分ほど放置して大きさを比べてみました。
思っていた以上に全体的に縮んでいます。 (*´∀`)ノ 別のペットボトルみたい
測ってみると長さが約1.5cm縮んでいました。
さて、更なる実験のために再び、お湯を入れました。(沸騰したお湯)
お湯を入れた直後の様子です。(約90℃近い)
なんともいびつな形になりましたが、もう縮まないので少し安心です。
次の実験は、ボトルポーチに入れて温度の変化を測りたいと思います。
ポーチに入れたところ温度が78.5℃まで下がってしまいましたが、ここか
ら測っていきたいと思います。(お湯は、80℃以上と推定)
温度計がポーチとペットボトルに挟まれて互いの温度を測っていると考え
られます。やがて温度も落ち着くと思われます。
布団や寝袋などに入れることを想定して、実際に寝袋に入れて測ってみま
した。(3シーズン用の寝袋)
【ペットボトルの温度】
測定開始:78.5℃
1時間後:71.3℃(差7.2℃)
2時間後:60.7℃(差10.6℃)
3時間後:52.3℃(差8.4℃)
4時間後:50.0℃(差2.3℃)
5時間後:45.3℃(差4.7℃)
6時間後:41.9℃(差3.4℃)
測定開始から1時間後の温度の差が思った以上に少なかったのは、恐らく
ペットボトル内の温度が測定温度より高かったので、1時間後の差が少な
かった可能性があります。3~4時間の差も少ないのですが、こちらは原
因不明です。
実際に人が寝袋に入るとペットボトルの熱も奪われるので、もっと早く冷
えていくことになります。それでも数本もあれば十分に暖かいと思います。
【ペットボトル容量の変化】
収縮前:ボトルの口までいっぱいで約1015ml ( 内容量900ml )
収縮後:ボトルの口までいっぱいで約660ml
屋外で焚き火などして燃料が気にならない状況では、ペットボトルに沢山
お湯を充填できれば、それだけでも暖をとることができて便利です。
燃料を使ってまで、お湯を沸かして湯たんぽとなるとハクキンカイロの方
が経済的に思えますが、熱量が違ってくるので好みの分かれるところです。
そもそもカイロの燃焼時のニオイが苦手って方もいるので、クリーンな環
境?で睡眠したい方は、湯たんぽがおすすめです。
ペットボトルからのお湯の漏れが心配な場合は、アイラップなどに入れる
と万一の時でも安心できます。
と、ここまで書いてきましたが、読まれている方もそれなら単純に「湯た
んぽ買った方が便利だ!」と言われる方もいらっしゃいます。
その通りなのですが、ペットボトルは不要になれば、気兼ねなく捨てるこ
ともできますし、数本あれば熱を分散させることもできるので便利です。
ってことで、やっぱり便利だということにしておわりたいと思います。
↓ North Camp Labo ノースキャンプラボ 様の動画です。
↓ 毛玉あんこ Kedama Anne 様の動画です。
最後まで 読んでくれて ありがとうございます。
また見てね~
(*´∀`)。o○ ペットボトルは何かと便利なのです。