夢道具

自分のための雑記帳

ガストーチ用のガス缶

 

 

今回は、ガストーチ用ガス缶の話になります。ガストーチにはCB缶用

やOD缶用に対応した製品もありますが、ガストーチと言えばガストーチ

専用のガス缶を使った製品が一般的かと思われます。

 

個人的には、仕事でもガストーチを使うこともあるので、身近な物ですが、

一般的には屋外での火おこしや食材を炙ったりする以外は、活躍する場面

は、少ないかもしれません。

 

ガストーチの専門的な話は、分かりませんが「集中炎タイプ」や「スパイ

ラルスクリュー炎タイプ」などもあります。大きく分けると2種類にな

るかと思います。ざっくりと縦型と横型です。

 

 

用途によっても様々ですが、2種類あると便利です。

 

ちょとだけOD缶の話ですが、プロパンの割合やイソブタンの割合が多い

ほど寒さに強いガス缶になります。国内販売のOD缶としては「イーピ

アイガス(EPIgas) 190エクスペディションカートリッジ 」などが有名です。

 

出典:ユニバーサルトレーディング株式会社

 

ガスの配合比率について、ネット上の情報によると

「プロパン40:イソブタン60」となっているようです。

 

各ガスの沸点は、以下のようになります。

引用:新富士バーナー株式会社

 

プロパンが-42℃の沸点なので、当然寒さに強いですが、イソブタンでも

-12℃なので、「190エクスペディションカートリッジ」は、低温下でも

強いガス缶と言えます。

 

CB缶では、「ユニフレームのプレミアムガス」などが有名ですが、こち

らは、イソブタンが95%になってます。イソブタンが多く配合されている

ので程度の低温下でも安定して使えるのでこちらもおすすめです。

 

その他にもプロパンとイソブタンの配合されたガス缶がいくつか販売され

るので、お好みに応じて使用されると良いのですが、ちょっと変わっ

た使い方も紹介したいと思います。

 

YouTubeにも紹介されていたのですが、ガストーチ用のガス缶をOD缶用

として使用するというものです。

 

正式な使い方ではないので、あくまでも自己責任なのですが、万一の場

合などにOD缶やCB缶の代わりになれば、便利ではあります。

 

OD缶の場合は、口金部分の規格が統一されていないので使えない場合も

ありますので注意が必要です。CB缶の場合は、変換コネクターが必要に

なります。危険が伴いますのであくまでも自己責任になります。

 

上:KC-860 (SOTO)     下:HP200 (Sakae Fuji)  ※旧タイプ

 

バーナーヘッドを装着した状態でのガス缶の画像ですが、HP200は、プロ

パンの配合が50%でイソブタン30%、ノルマルブタンが20%のようです。

業界でも最強クラスのガス缶と言えます。

(榮製機株式会社に確認済)

 

KC-860は、プロパンの配合が43%のようです。イソブタンの割合など、

メーカーに確認したのですが、プロパン以外の成分は「石油由来の成分な

ので割合が定まっていない」という回答でした。

 

プロパンやイソブンタンの比率なら「HP200」が優秀ですが、ガスの内容

量が185gなので、もう少し容量がほしいところです。

 

SOTOのハイパワーガスKC-860は、ガスの内容量が220gなのでこちらの方が

容量が多いです。ちなみに新富士バーナーの「業務用パワーガス・プロ RZ-

860」の同じ容量で成分も同じものです。

 

引用:新富士バーナー株式会社

 

出典: 新富士バーナー株式会社

 

■ ハイパワーガス KC-860  /  業務用パワーガス・プロ RZ-860

サイズ: 直径66mm  高さ224mm

重量:410g 

容量:220g 

成分:液化プロパン、液化ブタン

 

SOTO レギュレーターストーブ FUSION ST-330との組合せです。

※変換コネクターが必要です。

 

SOTO ストームブレイカー SOD-372との組合せです。

そのまま使用することができます。ただしKC-860は液だしでの使用がで

きないのでジェネレーターユニットの劣化の原因になる可能性があります。

 

CB缶との大きさを比べてみると口金の先端部分で17mmほどの違いです。

 

KC-860が「直径66mm・高さ224mm」に対して、RZ-760が「直径68mm

・高さ198mm」なので、高さでは26mmの差があります。

 

ガスの容量では、RZ-760が240gに対して KC-860が220gで、本体の重量で

は、RZ-760が340gに対してKC-860が440gになってます。

 

ガスの容量や重量に対しても、不利なKC-860なのですが、氷点下の環境で

は、圧倒的に強力なガス缶になります。

 

ガストーチ用のバーナーヘッドと共に装備しておくと寒冷地では、何かと

役に立つ場面がありそうです。あくまでも緊急時での使用なので自己責任

になります。

 

氷点下の環境では、当然ですがプロパンの割合が多い方が安定した火力が

得られます。ガストーチとしてはプロパンの割合が重要になります。

 

ということで、 今回はここでおわりになります。

 

 

 STEP OUT / ステップアウト 様の動画です。 ( 最強のガス缶 )

 

 SOTO Shinfuji 様の動画です。 ( パワートーチ RZ-832 )

 

最後まで 読んでくれて ありがとうございます。

 

また見てね~

 

 

 

(*´∀`)。o○  バスガス爆発って早口で何回言えるかな?