夢道具

自分のための雑記帳

自作のマルチウォーマー

 

 

こちらは、CB缶用のカバーになります。前回ガス缶カバーには興味は

無いようなことを書きましたが、実は、すでにもう一つ持ってました。

というものボトルウォーマーのようなものを自作したかったためです。

 

カバーは、なんでも良かったのですが、出来れば加工しやすい素材が望

ましいのでこちらの製品になりました。という訳で自作のマルチウォー

マーを作ってみました。

 

マルチウォーマーですから、なんでも温められます。500mlのペットボ

トルなんかは、サイズ的に一番合いそうです。なんならおにぎりやパン

なども温められます。

 

ただ、USBの発熱シートなので、温まるまでにめちゃくちゃ時間が掛か

ります。さて、そんな超便利なマルチウォーマーですから、ちょっとだ

けみなさまに紹介いたします(笑)     いや結構です・・・誰?

 

 

CB缶カバーは、布製で出来ています。USBの発熱シートをただ貼り付

けて縫い合わせています。試験的に作ってみたので雑な縫い合わせです

が、試験的でなくとも雑な縫い合わせになります。

 

 

USBの発熱シートですが、もともとは、USBの電気ブランケットに入って

いた発熱シートをカバーの大きさに合わせて貼っています。シート自体

は、中に電熱線が入っているので、組み換えは容易でした。

 

 

カバーを2つ折りにして温度計を入れて放置してみました。この時は最高

で90℃に達しました。 電熱線が重なった状態になり高温になりました。

カバー単体で発熱させる場合には、注意が必要です。

 

 

電流を測定してみると、この時では 2.07A (アンペア)が流れていました。

消費電力は、約10.8W(ワット) でした。(製品は5V2A 仕様)

 

 

500mlのペットボトルに水を入れて、温めてみました。ペットボトルの形

状は、コカコーラの容器になります。寸胴な容器?では少し結果が変わっ

ていたかも知れないですが、恐らく誤差の範囲と思われます。

 

画像では、温度計をペットボトルとカバーの間に刺していますが、これは

確認のためで、実際の測定は、直接水温を計っています。

 

【水温の変化】 ※室温約22℃

測定開始:15..1℃ 

1時間後:24.2℃(差9.1℃)

2時間後:31.1℃(差6.9℃)

3時間後:36.5℃(差5.4℃)

4時間後:40.6℃(差4.1℃)

5時間後:43.5℃(差2.9℃)

6時間後:45.8℃(差2.3℃)

 

めちゃくちゃ時間が掛かってます。500mlでは容量が多いようです。すぐ

に温めるには無理があります(笑) 温かいものを保温する目的の方が、実用

的ではあります。

 

 

この状態では、約46℃前後が限界のようでした。この状態から保冷バッグ

に入れて、放置してみました。

 

 

約2時間ほど経過してから温度を確認しました。51.5℃ まで上昇してました。

工夫次第では、もう少し上がりそうですが、このあたりが限界のようです。

60℃くらいまで期待していたので、少し残念な結果でした。

 

ちなみに普通のペットボトルの耐熱温度は、約55℃のようです。耐熱用のペッ

トボトルでは、約85℃前後のようです。この目安を超えると次第に変形してい

くと思われます。

 

 

さて 超便利なマルチウォーマーなのですが、もとがCB缶カバーなのでCB

缶に対しても活躍できるのではなかろうか?などと考えておりました。

 

たとえば、低温下では使用できない安価なCB缶を気化可能な温度まで一時

的に温めてから着火するなどの方法も考えられます。 

 

一度温めて着火したとしても、次第にドロップダウンが発生するのでCB缶

用のヒーター「イグニス パワーインクリーザー」のようなものと併用すると

多少ですが効果的かもしれません。  ※一体型ストーブなどの場合

 

カセットガスコンロの場合では、本体にCB缶を温めるヒートパネル (パワー

ブースター) が装着されているような製品では、少し期待できそうです。

 

ただ、ブタンガスも気化しにくい環境では。モバイルバッテリーの能力も低

下するので、そのような環境では効果は限定的です。また、モバイルバッテ

リーの電源は貴重なので、やむをえない場合のみでしょうか?

 

そもそも低温下では、プロパンやイソブタンなどを配合した低温に強いガス

缶を使用するので、出番は無いかもしれません。こんな面倒なことをしてま

でも安価なガス缶を使用したい人に限られます(笑) それ自分やん

 

変わった使い方としてガスの詰替えにも使えます。詰替えには温度差が必要

なのでちょっとだけ便利です。

 

注:ガス缶の温めや詰替えは、すべて自己責任になります。

 

M-8797 イグニス パワーインクリーザー

出典:パール金属株式会社

 

「イグニス パワーインクリーザー」は、メーカーでは生産終了になってまし

た。アマゾンではまだ販売されていました。

 

このような無駄に手間を掛けたりする行為が、意外と好きだったりします。

ということで、今回はここでおわりになります。

 

 

けむけむ 様の動画です。 ( ペットボトルウォーマーの実力 )

 

suezou 様の動画です。 ( ドロップダウンよさようなら )

 

最後まで 読んでくれて ありがとうございます。

 

また見てね~

 

 

 

 

(*´∀`)。o○  無駄な人生ばかり送っている今日この頃です。