こちらは、ジャンプスターターになります。ジャンプスターターとは、ク
ルマのバッテリーが上がってしまった場合でも、一時的に電気を放出して
エンジンを始動させることができる製品です。
一般的なジャンプスターターとしては、リチウム電池式のジャンプスター
ターがありますが、こちらはコンデンサを使用して車のバッテリー内に残
っている電気を吸い上げて蓄電し、昇圧させてエンジンを始動させます。
自分もリチウム電池式のジャンプスターターを持っているのですが、ジャ
ンプスターター本体内のバッテリー残量が70%以上ないとジャンプスター
トできないことや充電管理が意外と面倒だったりします。
実際にバッテリーが上がってしまった時もジャンプスターターのバッテリ
ーが少なくて結局使えなかった経験もあります。購入からすでに4年ほど
経っているのでバッテリーの劣化も進んでいたかも知れません。
いつもジャンプスターターを車内に常備しておりましたが、リチウム電池
も劣化してくると種類によっては、バッテリーの膨張や亀裂が生じる場合
もあるようなので不安がありました。
バッテリーが膨張しても直接は火災原因にはならないという情報もありま
すが、それでも夏場などでは、車内が高温になってリチウム電池が発火し
て火災というような事例もあるので、不安はあります。
キャパシタ式のジャンプスターターであれば、車内に常備されていても火
災の心配がないということもありますし、リチウム電池式に比べて低温に
も強いので氷点下になっても安心できそうです。
リチウムイオン電池の場合ですと使用温度範囲が、0℃~35℃で、推薦使
用温度範囲は、16℃~25℃のようです。電池保存温度は、-20℃~45℃の
範囲になってるようです。
キャパシタ式のジャンプスターターであれば、そもそもバッテリーを搭載
していないので、残量や劣化の心配がありません。どちらが便利なのかは、
意見の分かれるところですが、安全なことは確かのようです。
■ BUTURE SC10 ウルトラキャパシター (ジャンプスターター)
● 寸法:254mm×144mm×49mm
● 重量:約954g (本体のみ) 約1.5kg (ケース・付属品含む)
● 動作温度範囲:-40℃~70℃ ● 容量:2.7V 500F 5pcs
充電方法
● USB-C入力:5V/2A (モバイルバッテリーなど)
● DC入力:12V/5A (シガーソケットからの充電など)
● EC5入力:12V/8A (直接バッテリーからクランプで充電)
充電時間 ※目安です
● USB-C入力:5V/2A ( 約30分 )
● DC入力:12V/5A ( 約5分 )
● EC5入力:12V/8A ( 約3分 )
ケースを開くとこんな感じです。ケース上部に付属品を収納できます。
ファスナー付きのネットが付いてます。 写ってないけど・・・
付属品です。日本語の説明書も入ってます。
● ワニ口式クランプ ● USB-C (USB-A) ケーブル ● シガー充電ケーブル
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
クルマのバッテリーが上がってしまってエンジンが掛からない状態でも、
バッテリーに残っている電気を吸い上げてくれるので頼もしい限りです
が、そもそもバッテリー空っぽな状態ではどうなのでしょうか?
残念ながら空っぽな状態では、吸い上げることができないのでその場合
は、エンジンを始動できません。しかし モバイルバッテリーや他のクル
マなどから本製品に電気を蓄えることで、始動することが可能です。
(車載ブースターケーブルが無い場合など)
結局、リチウム電池式の方が便利じゃんって言われると思いますが、ク
ルマのバッテリーが完全に空っぽな状態では、リチウム電池式のジャン
プスターターでも高出力な製品を除き、始動できない場合があります。
本製品では、本体に蓄電されれば、クルマのバッテリーの電気が完全に無
くなってもエンジンを始動することが可能です。
注:クルマのバッテリー残量が、約4.8V以下では、電気を吸い上げること
ができないようです。説明書に記載はありませんでしたがバッテリーに残
っている電圧が、低すぎるとダメなようです。( 最低が4.8Vなのか不明です )
さて 便利そうなキャパシタ式のジャンプスターターですが、電気がないと
当然ですが使えません。そこで乾電池とUSB出力可能な電池ボックスを一緒
に入れておくことで、万一の時も安心できます。
※USB付きでなくてもOKですが、USB出力があると他にも使えて便利です。
寒冷地では、氷点下の状況も踏まえて、リチウム乾電池が便利かもしれま
せん。ちなみにアルカリ乾電池では、5℃~45℃という使用温度ですが、
1.5Vリチウム乾電池では、−40℃~60℃までと対応可能です。
次回は、本製品を単三形エネループで充電したり、USB出力可能な電池ボ
ックスついても触れてみたいと思います。モバイルバッテリーの電源が無
くなっても単三電池4本でエンジンが始動できれば便利ですよね。
ということで今回は、ここでおわりになります。
↓ 本田製作所 様の動画です。 ( BUTURE SC10 )
↓ 5905 LIFE CHANNEL 様の動画です。 ( BUTURE SC10 )
↓ 高橋巨樹のガレージライフ 様の動画です。 ( Autowit Super Cap 2 )
最後まで 読んでくれて ありがとうございます。
また見てね~
(*´∀`)。o○ 滅多に使わないけどあると安心できます。