夢道具

自分のための雑記帳

実践! 水蒸気炊飯! その4

 

 

久しぶりに水蒸気炊飯の記事になります。実は当ブログでのアクセスがも

っとも多いのが水蒸気炊飯なです。不思議ですが水蒸気炊飯ばかりアクセ

スが集中しています。

 

こんなポンコツ記事を見に来ていただけるだけでもありがたいですが、ち

ょうど試したかったクッカーもありましたので、アクセスアップも考えて

「水蒸気炊飯 その4」を追加することにしました。

 

その後、その5その6とシリーズ化してはどうだろうか?などと密かに

企んでおります(笑)

 

話は変わりますが、

 

水蒸気炊飯は、仲間内で静かな論争?が起きてます。というのも水蒸気炊

飯は、一般的には、外釜と内釜で構成されて炊飯します。

 

その時、内釜の蓋を外す方が正解のようなのですが、蓋をする派蓋を

ない派で意見が分かれました。  といっても2人だけですが・・・

 

蓋としない派の意見は、水蒸気炊飯は、水蒸気が充満することで炊飯が促

進されるので、内釜の蓋をしない方が、効果的だというものです。

 

一方、蓋をする派は、水蒸気炊飯は、水蒸気の熱を利用する炊飯なので蓋

をしていても熱が伝わり、結果的には同じだというものです。

 

今のところ、どちらも水蒸気の熱を利用しているということで決着がつき

ましたが、蓋をしない派は納得がいかないようです。

 

水蒸気炊飯の定義として、アウトドアのメーカーさんにも問い合わせして

おりますが、まだ回答は頂いておりません。

 

話を戻しまして・・・

 

さて今回は、以前の記事でも紹介したエバニューのチタンマグポットを使

って、「水蒸気炊飯」に挑戦したいと思います。

 

さすがにチタンマグポットでワザワザ炊飯しようという人はいないと思い

ますが、面白いので検証も兼ねてやっていきます。

 

チタンマグポットの組み合わせは、以前まで使っていたスノーピーク

「チタントレック 900/1400」と比べても非常にコンパクトになります。

 

※マグポットの組み合わせは「Ti Mug Pot 900」と「MP500 Flat」の組み

合わせになります。

 

用途やサイズも違うので、比べても意味がないのですが、あえて比較して

みるとこんな感じです。

 

大きさの比較です。 

左:エバニュー(チタンマグポット)   右:スノーピーク (チタントレック)

 

重さはこんな感じです。

チタンマグポット (約172g)   /   チタントレック (約342g)

 

マグポットは、スノーピークの「チタントトレック」や「パーソナルクッ

カー」のような機能的なクッカーには敵わないですが、軽量コンパクトな

点では有利です。

 

近年では、レトルト食品やパックご飯などで、手間いらずで食事ができる

ので、簡単な食事でOKという方には、マグポットでも十分なのです。

 

エバニューのクッカーでは、チタンマグポットよりも軽量な組み合わせも

可能ですが、実用性で考えれば、チタンマグポットの方が有利ではないか

と勝手に思っています(笑)

 

フライパンが必要になったら、クッカーを横に倒して側面でも炒めること

が可能です。油がハネても限定的なので、そういう意味では、むしろ縦長

は便利かもしれません。

 

左 : EBY254   中:MP500 Flat  右:Ti Mug Pot 900

 

使用するクッカーは、エバニュー「Ti Mug Pot 900」と「MP500 Flat」に

なります。熱源としては、エバニューアルコールストーブ(EBY254)で炊飯

したいと思います。

 

 

① お米を研ぎます。

 

お米:1合 / 水:180ml / 浸漬:30分

 

水の量や浸漬は、お好みで・・・

 

 

② 外釜に水を入れます。

 

エバニュー「Ti Mug Pot 900」に水を120ml ほど入れます。水は多めが

安心できますが、水が多すぎると沸騰して溢れでるので注意が必要です。

状況に応じて水量を変更する必要があります。

 

ちなみに水が蒸発して無くなった場合は、すぐに音でも分かります。今ま

で勢いよく蒸気が出ていたものが急におさまります

 

 

③ 内釜を外釜に入れます。

 

「Ti Mug Pot 900」に、お米を入れた「MP500 Flat」を入れます。

「Ti Mug Pot 900」の底には、幸いにも溝があるので、スペーサーになる

ものを入れなくても大丈夫です。

 

 

底がお互いフラットな場合は、万一、空焚き状態になった場合のために

スペーサーになるものがあると安心できます。

 

 

④ アルコールストーブに点火します。

 

今回は、アルコールを 40ml 入れました。

 

 

⑤ 炎が安定するまで待ちます。

 

アルコールストーブに直置きで炊飯するので、アルコールに着火後は、

ストーブの周囲の穴からも炎が出て安定した後にクッカーを乗せます。

 

 

⑥ クッカーをアルコールストーブに乗せます。

 

直置きなので、転倒しないように確認して真ん中に乗せます。

 

 

⑦ ひたすら見守ります。

⑧ 火が消えたら、10分ほど蒸らして完成です。

 

エバニューのアルコールストーブ(EBY254)では、直置きすることで、周囲

の炎だけを使った調理が可能なので、弱めの火力でじっくりと炊飯するこ

ができます。

 

この時のアルコールの燃焼時間は、28分でした。屋内で無風なのでこの時

間ですが、状況によっても時間は変わってきます。

 

加熱時間は、最低でも20分あれば、おいしく炊けてると思います。あとは

10分ほど蒸らして完成ですが、30分も加熱されていれば、蒸らしは必要な

いと思います。その辺はお好みで・・・

 

たたし、屋外での炊飯では、風の影響を受けるので、直置きでの炊飯では、

必要な火力が得られない場合が多いです。その時は状況に応じてアルコール

を増やし、通常の燃焼方式に切り替えての炊飯をおすすめします。

 

 

外釜のクッカー内の水が沸騰することで、内釜の「MP500」が暴れて、時

より蓋が外れてしまうので、さばの缶詰を重石にしてます。

 

 

ちなみにクッカーにアルミホイルを被せて蓋をした場合では、蓋が外れる

ことはありませんでした。  当たり前の話? でした(笑)

 

↓ その時の様子です。

この時は、別のアルミ製のアルコールストーブを使用していました。

 

アルコール:30ml  / クッカー内の水:80ml で

約20分で燃料が尽きて消火、蒸らしが約10分で美味しく炊けました。

これは、見なかったことに・・・

 

また 話を戻しまして・・・

 

 

完成です。  お米1合でこんな感じに膨らみます。

 

 

ふっくらと炊けてます。当然ですが芯もなく美味しいご飯です。

 

 

屋外の炊飯では、火力が弱いと風の影響で火が消えてしまうことがありま

す。蒸気を利用した炊飯では、火力を強くしても水さえ入っていれば、焦

げる心配がないので安心して強火で炊飯ができます。

 

マグポットのコンビがあれば、ご飯やおかずも温め直すこともできるので、

何かと便利なクッカーです。

 

さすがに焚き火などの直火での炊飯は得意ではありませんが、工夫次第で

なんとかなりそうですね。でも、焚き火で考えるなら素直にエバニュー

山岳飯盒弐型(EBY63)のような飯盒が便利ですけどね。

 

ということで、今回は、ここでおわりになります。

 

 

 けーしーおみ / Kei Shiomi 様の動画です。 ( ほったらかし水蒸気炊飯 )

 

 wonderful CAMP 様の動画です。 ( 失敗しない炊き方 )

 

  楽らくマッタリ_CHANNEL。 ( これも水蒸気炊飯 )

 

最後まで 読んでくれて ありがとうございます。

 

また見てね~

 

 

 

(*´∀`)。o○  炊飯は、男のロマンなのです。