久しぶりに水蒸気炊飯の記事になります。水蒸気炊飯と言っても今回も
一般的な方法とは異なりますが、「こんな方法もありかも・・・」とい
う炊飯方法になります。
面倒な炊飯方法なので、参考にならないと思いますが、暇つぶしでご覧
いただければ幸いです。
使用するクッカーは、前回記事にした「Boundless Voyage ( バウンドレ
スボヤージュ) Titanium Canteen Cooking Set」の大きいカップと小さい
カップを使って炊飯したいと思います。
↓ こんな感じで炊飯できれば理想的ですが・・・
よーく見るとちゃんと蒸気が出ているのですが、分かりにくいですね。
ざっくりと説明すると、上の小さいカップに研いだお米を入れて、下の大
きいカップに水を入れて、そのまま加熱して蒸気の熱で炊飯します。上の
小さいカップは、ただ乗ってるだけなので、とても不安定です。
結果的には、この方法での炊飯は失敗しました。
下の大きいカップの水蒸気の熱は、上の小さいカップに伝わるのですが、圧
倒的に熱量が足りないのです。対策としては、アルミホイルを上から被せて
全体を包む方法も考えられますが、アルミホイルが無い場合もあります。
ということで、なんとかこのクッカーだけで、水蒸気の熱を利用して炊飯を
完成させたいと思います。
お米は、1合の約2/3の量で炊飯していきます。
小さいカップは、400mlの容量ですが、1合の炊飯では炊き上がりで膨張
して蓋が開いてしまいます。
※米1合の炊き上がりの容積は、米の種類や水の量によっても多少異なり
ますが、おおよそ500~600mlと言われています。
お米を入れます。1合の約2/3です。 ( 換算すると約120ml )
カップ横の目盛りでは、150mlの少し下になります。
※カップの目盛りは、大小ともにほぼ正確でした。(計量カップで確認済)
お米を研いで水を入れます。 水:180ml
「お米:120ml ・ 水:180ml 」なので、カップ横の目盛りの300mlの位
置になります。
このまま、30分ほど浸漬させます。
大きいカップには、水を300ml 入れました。
水は多い方が安心ですが、沸騰までに時間がかかるので、今回は300ml
にしました。
先に小さいカップを加熱します。
水蒸気の熱だけでは、熱量不足だったので直に加熱し沸騰させます。
火力は中火程度でしょうか。
蓋をしてじっと待ちます。 グツ グツ グツ ・・・
時々、お米をかき混ぜて熱を分散させます。沸騰してきたらそのまま蓋
をして待機です。
※沸騰させながら、かき混ぜて炊飯を早める方法もありますが、今回は
水蒸気での加熱を重視しています。
大きいカップ( 水:300ml )を加熱します。
大きいカップの上に小さいカップを乗せます。不安定なので乗せるときは
注意が必要です。(自己責任) 乗せたまま、約30分加熱して完成です。
蒸らしは、お好み次第で・・・
炊き上がりはこんな感じです。
この方法では、火力が強くても焦げる心配がないので安心ですが、下のカ
ップの水が蒸発してしまうので、空焚きの危険があるので注意が必要です。
小さいカップを上に乗せているだけなので、意外と早く水が蒸発してしま
います。
ちなみに大きいカップには、まだ水は残っていました。
見た感じでは、成功しているように見えます。
食べてみると、思っていた以上にふっくらしています。
当然ですが、焦げ付きなしです。
加熱に時間をかけたので、おいしく炊けてました。
燃料の消費を考えても、とても効率の良い方法ではありませんが、絶対
に焦がしたくない人や燃料の消費や手間を気にしない人には、ひとつの
方法かもしれません。笑
そもそもアルミのクッカーの方が上手に炊けて、簡単に炊飯できるので
すが、このクッカーなりの水蒸気炊飯にこだわってみました。
ということで、今回はおわります。
↓ これも試してみたいですね ( Boundless Voyage チタン飯盒 )
出典:Amazon
↓ ミガルドア 様の動画です。( COOK'N'ESCAPE チタンクッカー )
↓ wile_e_coyote 様の動画です。( チタンキャンティーン クッカーセット )
↓ gogo panda 様の動画です。( チタンキャンティーン )
最後まで 読んでくれて ありがとうございます。
また見てね~
(*´∀`)。o○ クッカーの焦げ付き取るのって大変なんだよね。