「壊れてしまったポータブル電源 その1」の続きになります。
修理を諦めて分解して壊れた原因を調べることにしたので、さっそく分解
していきます。
調べると言っても、専門的な知識も修理できる技術も無いので、故障場所
の確認しかできないですが、挑戦したいと思います。
願わくは、自分でも修理できるレベルの故障であれば良いのですが、本体
から煙が出たので、基盤が逝ってる可能性が高いです。修理は無理だとし
ても、リチウムポリマー電池を摘出できるだけでも報われます。
その前に念のため消火器を用意します。万一、バッテリーから出火した時
は、とても危険です。なので不測に事態に備えます。
とは言ったものの・・・ うちには、消火器がありませんでした。
ということで、消火器無しでさっそく手術開始です。
メス・・・
本体の裏から外していきます。
カバーが外れました。両面テープで貼りついてました。
ビスが4箇所あるので、それを外せば底面は取り外せます。
カバーの裏は、こんな感じです。
同じように、正面側も外します。
外すとこんな感じです。
正面にもビス(+)が4箇所あるので、外すと基盤部分が取り出せます。
(ビスの写真撮るの忘れた)
こんな感じです。
横に小さなファンが付いてました。
特に意味はありませんが、撮影~
中を覗くと、真っ赤なテープがありました。
奥にリチウムポリマー電池が入っているようです。のちほど摘出します。
配線(電源)が危険なので外します。 その後しっかりとテーピング。
ちなみに電圧は、16.3V ありました。
基盤部分が取り出せました。
さらにバラすとこんな感じです
故障箇所を探してみると・・・ ありました!
ここが原因のようです。
文字が見えたので調べてみると、どうやら「抵抗」のようです。その隣は
「電解コンデンサ 」でしょうか?
よく見ると「コンデンサ」にもダメージがあるようです。この時点で自分
が修理できる範囲を大きく超えているので、完全に諦めました。
↓ たぶんこれです。 ( 抵抗 R020 )
出典:Alibaba.com
かなりの出血のようです。真っ赤になってます。 これは手ごわい・・・
底の蓋を外したら、あっさりと現れました。(リチウムポリマー電池)
底から引っ張り出しました。
1つのセルが「10000mAh 3.7V 37Wh」のようです。
それが8個入っているので、80000mAhになります。
※Whに換算すると296.0Wh
すっかりバラバラになって途方に暮れてますが、リチウムポリマー電池が
取り出せたので、古くなった別の機器のバッテリーと交換したり、再利用
できればいいな~ とか思いながら今回はおわりたいと思います。
注:良い子のみんなは、絶対にマネしてはいけません。 危険です。
↓ bunkai 様の動画です。 ( 大容量バッテリー分解方法 )
↓ 倹約DIY 様の動画です。 ( ポータブル電源を自作してみました! )
最後まで 読んでくれて ありがとうございます。
また見てね~
(*´∀`)。o○ 自作のポータブル電源ってのも面白いかも・・・